霜対策☆キラキラ

4月19日。

 

今日の作業。

まずは昨日肥料をまいた高須①の畑へ。鶏糞の匂いがかぐわしく私たちを迎えてくれます(笑)。

ここをサラダという機械で耕耘。

 

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この耕耘機、先週宮古野①と②の畑を畝立てした時の耕耘機より軽くて操作しやすいんです。とは言っても、方向転換とかバックとか、、危うくあぜ道に突っ込みそうになったりして、、なかなか男性陣のようにラクラクとはいかないですが。

 

その後、一穂さん(塾長)がトラクターで耕耘した高須⑧の石拾い。

ここは入塾初日にもチームで石拾いをした場所。なぜこんなに拾うべき石があるかと言うと、、、

もともと深度のない山の土地を田んぼにした時、水が掃けてしまわないよう土の下に石を敷きつめていたそうで、そこを畑として使うために耕耘していると、敷きつめた石がゴロゴロと出てきてしまうそうです。

これから生姜を植える予定の畑。おいしい生姜が育つためにもがんばるぞ〜。というか、草取りとか石拾いとか、黙々とする作業ってけっこう好きで苦にならないなぁと感じる今日このごろ。

 

午後は全員で高須に上がり、②で育っているスナップえんどうのツルをネットに誘引する作業。

スナップは枝がしっかりしていないので、すぐに横方向に広がってしまうんですね。それを上方向へ、ネットにツルが巻きついていくようにビニール紐で支えます。

枝を傷めないように、けれどもしっかりとした支えになるように、紐の張り具合をみんなで調整しながら…。

もう少し大きくなったら、また上の方に同じ支えをしていきます♫

 

その後、高須⑧の残りのエリアと⑨の石拾いを完了。

 

日が傾き始めた頃、宮古野②へ移動してじゃがいもの畑に霜対策の不織布を2重掛けします。

今晩から明朝にかけて0℃近く気温が下がる予報。じゃがいもは霜が降りると一気に枯れてしまうので万が一の対策としての作業です。

 

不織布を張るのはもう何度目かになるので、だんだん慣れて来て2人1組で割と手早くキレイに張れるようになって来たのがウレシイ。

ふと目を上げると、山に傾く夕日越しに透けて見えるじゃがいもの葉っぱが感動的にきれい。。。

 

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日が暮れて一日の作業が終わるまでのこの時間。体は疲れてくるけれど、こんな瞬間があると気持ちがほわっと軽くなります☆

幸せだなぁ〜。

みんなで不織布を張り終え、最後に同じく宮古野①のかぶの間引き作業を1条分終えて終了。

 

終礼時、一穂さんが言った。「かぶの間引きをしながら、かぶの香りを感じたか?」と。

…か、香り??残念ながら感じなかったなぁ。。

 

一穂さんは時々言う。

土の匂い、手触り、感じてください、と。草取りしながら、石拾いしながら、ただ作業をするんじゃなく、それぞれの土の違いを感じてください、と。

思わずハッとするような、そんな話をしてくれる一穂さんは、太陽のエネルギーがいっぱい詰まったようなとびきりの笑顔。

よぉ〜し、と、なんだか気持ちが引き締まります。

いろんな生命のいろんなエネルギーをいっぱい感じたい。感じられるようになりたいなぁ。

 

間引いたカブはまだ小さいながらも明日「かぶ菜」として出荷予定。

終礼後、少しだけ洗う作業。

 

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今日も一日、お疲れさまでした〜!