苗代づくり☆チャレンジ
水稲の育苗にはいろんな方法があるのですが
私は、土佐自然塾で習った通り、
田んぼの一角に苗代を作って水をはる、
プール育苗という方法をしたいと決めていました。
3月17日、
珍しくいいお天気だったので、苗代づくりにチャレンジしました。
・・・本当は、種を播いてポットを並べる直前でも大丈夫だったようなのですが
勘違いしてしまっていて、この時期に苗代を作りました。
田んぼを貸してくださるお米農家さんが
苗代の面積分だけ軽く耕耘して溝を切り
畔波シート(水がもれないようにするためのシート)を設置してくださいました。
倒れないように両側から竹片で固定します。
予定の育苗ポットを並べる分の面積を
水糸という農業用の糸を使って寸法を計り、
鍬を使って土を整えます。
プール育苗という名の通り、
この土台の上にポットを載せ、そのポットが水に浸るようにしなければならないので
土を削り落として畔波シートの肩へ寄せて行く作業です。
久しぶりの農作業、
しかも、鍬は土佐自然塾でも一切使ったことが無かったので
全然上手に扱えず、体の変なところにちからが入っているのがわかります。
またそれも楽しからずや、です。
途中、ちゃんと水平になっているかを確認したくて
お願いして水路を開けてもらい、水を流し込んでみました。
水路の管理もこれからは自分の仕事。
溜める方法、水量を加減する方法、
きちんとやりかたを習います。
少しずつ水が溜まっていくのを確認しながら
平坦になるようにさらに土を削ります。
今まで畑の土を扱うことがほとんどでしたが、
田んぼの土はまさに泥土。重くてどっしりしています。
ようやく作業を終えたころには
太陽が西の山に沈んで見事な夕焼けでした。
田んぼのなかで時々休みながらの農作業。
久しぶりに汗をかきました。
いい一日だったなぁ。