読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

苗代へ☆着地!

こんにちは!

再び、田んぼと畑のブログに戻ります。

 

さて4月中旬、

コシヒカリの種まきと同時に

田植え予定の田んぼに水をはりました。

f:id:ahora:20150516222736j:plain

 

通常のお米農家さんならば

こんなに早く水をはりません。

 

春、暖かくなってきたら田んぼを荒起こしし

その後は田植えの直前に少し水を張って植え代かき、

そして田植えです。

 

5月末予定の田植えまでには1ヶ月半以上もあるのですが、

この時点で水をはったのには理由があります。

 

農薬を使わないでお米を栽培するとき

一番の難点は、田植え後にやってくる雑草

いかにして抑えるか、ということ。

 

中でも、

米と同じイネ科のヒエ。

米よりも背丈が高く、田んぼの中で飛び抜けて出ている

イネ科っぽい植物があれば、たいていこのヒエです。

(これはこれで栄養豊富な雑穀なんですけどねー)

f:id:ahora:20150516222220j:plain

そして、難敵、コナギ!

こんなふうにびっしり水田に生えてしまったら

稲に必要な養分は吸い取られ

稲がしっかり育たない〜。

f:id:ahora:20150516222411j:plain

 

そこで土佐の米師匠から教えてもらった雑草抑止方法に

チャレンジしてみることにしました。

 

田植え前、少なくとも20日間は水を張り、

水田にある雑草の種子をある程度発芽させ、

植え代かきのときにそれをかき取る作戦です!

 

種の発芽にはある程度の温度が必要で

4月中旬はまだまだ水温が上がらないのですが

EM活性液なるものを作って田んぼに投入し

発芽促進をめざします。

 

EMとはEffective Microorganismsと言われるもので

乳酸菌、酵母、光合成細菌を主体としたいわゆる善玉菌の集合体。

賛否はいろいろありますが

有機無農薬1年目として、そのちからをお借りすることにしました。

 

EM-1という濃密EM菌液のようなものに

糖蜜と水を加え、できるだけ高温になる場所にひなたぼっこさせて

発酵させ、EM活性液をつくります。

 

4月中旬の入水時に第1回目が投入できるよう

3月末にしこみました。

10アール(1反)あたり20Lをめやすに間隔をあけて

田植えまでに2回入れます。

f:id:ahora:20150516223543j:plain

 

発酵が進んでpHが3くらいになるのが目標。

pH試験紙でチェックです。

なんとか合格!

f:id:ahora:20150413134020j:plain

 

田んぼの水温も毎日チェックして記録です。

田植え前に雑草が発芽してくれますように!

f:id:ahora:20150516225632j:plain

 

さて!

そして、先日種まきしたコシヒカリポットを

苗代に着地させるべく、苗代の整地をしました。

 

以前作っていた苗代はかなりデコボコだったので

田んぼのトロトロ土を使って

塗り壁のように整地しました。

f:id:ahora:20150418120226j:plain

きれいになったところに

稲作用の有機培土を厚さ3cmで敷き詰めます。

今回は時間がなくて購入した培土ですが、

来年の分は自作で準備したいなー。

f:id:ahora:20150421105306j:plain

 

ポットを並べる前に根切りネットを敷きます。

今回は寒冷紗という育苗の日よけに使う黒いネットを使いました。

こうすることで、

地面に伸びた根をある程度切って田植えしやすくするようです。

f:id:ahora:20150516230256j:plain

 

ポットを並べて行きます。

手前から並べて、その上にベニヤ板を敷き

上から乗ってポットを苗代にしっかり密着させつつ

順に並べていきます。

f:id:ahora:20150516230421j:plain

 

このベニヤ板、

お世話になってる米農家、拓司さんが貸してくれたもの。

よく見ると走り書きが。

f:id:ahora:20150516230529j:plain

「がんばろう!おもろげ座」。

 

おもろげ座とは

拓司さんが村の有志とともに作っている

おもしろおかしい劇団のこと。

このベニヤ板はその小道具として使っていた一部のようです。

こんな板を貸してくださるとは、、、。

そして、それを踏みしめつつポットを並べたのであります。

...拓司さん、ありがとうございます!

 

無事にポットが並びました。

隣で水を張った水田が優しく見守ってます。

f:id:ahora:20150516230805j:plain

 

ポットの下から水がしたたり落ちるまで

じょうろを使ってしっかり水やりします。

最初は土が水をはじくので、時間を置きながらかけます。

播いた種が浮き上がって来るのを指で土の中にもどしたりしながら

全体がしっかり湿るまでかけます。

発芽するまでの数日間分の水をここで補います。

そのあと保湿と保温のために

ラブシートとシルバーシート、2枚のシートを掛けて完成。

f:id:ahora:20150516231008j:plain

 

うまくいけば、

5〜6日後には発芽するはず。。。

 

とりあえず、ここまではなんとかできた〜!

なんとも嬉しいものです。

あとはただただ無事に発芽することを祈るばかり。