発芽☆オン!
4月なかば
コシヒカリを苗代に並べてから4日目。
どうかな?どうかな?と
シートの下をのぞいてみました。
むむむ!
まちがいなく発芽の気配〜!
さらに翌日。
朝早くに苗を見て、葉先に水滴がついているのは
土の水分が十分足りている証拠。
と、土佐で習いました。
さらにさらにその翌日。
おぉ〜!
こんなにきれいに発芽が揃うのは
温湯消毒したあとじっくり浸水させて
一晩30℃で温め、種を発芽直前までの状態にした作業のおかげ。
実際に作業をして実感すると、
その作業の意味を改めて感じます。
私くらいの小さな田んぼは
無理して発芽をそろえる必要はないかもしれないけれど
大規模米農家さんにとっては欠かせない作業だろうなぁ。
さて、根っこはどうかな?
とのぞいてみました。
さすがイネ科、まっすぐ下へと伸びています。
すごい!
葉っぱと根っこはつながっている、
葉っぱが元気なら根っこも元気。
これも納得です。
ここまできたら一安心。
発芽のために掛けていた保温保湿用シートをとって
ラブシート1枚のトンネル掛けにチェンジ。
少し水を張って根っこから水分を吸収できるようにする、
プール育苗開始です。
まだ苗が小さいので、ごく浅めに張って溺れないように。
このトンネル、
日中はオープンにして苗をしっかり緑化させ、
お日さまだけでなく雨風にしっかりさらして
強くたくましい苗に育てます。
夜は柔らかい葉っぱが大好きな鹿に食べられないよう
しっかりクローズします。
拓司さんが田んぼ周りに電気柵をしてくださったけれど
人間と同じ、おなかが空いた動物たちは油断できません。
苗代着地、8日目。
日ごとにビュンと力強く伸びる若葉たち。
嬉しくてかわいくて仕方がありません。
エネルギーをもらって
わたしもスイッチオンです!
よーし。