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手植えの練習〜☆

 

まだまだ、ひゅーんと寒くなる夜も暑〜い日中も

常に自然の環境のなかで乗り越えるように育てる

苗代での育苗は、時間がかかります。

 

たいていハウスの中で育てられた苗は

ハウス内も一定の温度に設定されるので

「お?もうこんなに暖かいの??」と

苗たちがぐんぐん育ち、播種から30日くらいで立派に成長し

田んぼへ行くようです。

 

われらの場合は

それが40〜45日間はかかるとのこと。

 なので、播種から換算して5月の最後の土日に田植えをしよう!と決定。

 

そしてどうせやるなら

やってみたい!と思ってくれる人たちとわいわい楽しく田植えができたら

いいなぁ、と思いたち

興味がありそうな友人たちに声をかけたところ

予想以上にたくさんの人たちが

「手伝いにいくよ〜!」と言ってくれました。

なんと、ありがたい!

 

しかし、です。

「手植えでするからねー!」と言いながら

私自身、田んぼまるまる一つ分を手植えした経験は無し。

 

土佐で米作りを習ったときは

ほとんどを師匠が機械で植え、

機械が入りにくい隅の方を補植として手植えしたのみ。

 

そこで、

ご縁あって知り合った、

丹後のさらに日本海側、丹後町上山という山手に住む方の

手植え体験に参加させていただくことにしました。

 

行ってみると、なんとも素敵な棚田です!

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 天気が良ければこの棚田の向こうには日本海が!

 

そして始まったのは

なんとこの地域の宇川小学校5年生の

田植え体験会でした。

約8名の5年生(そう、1学年が8名!)が

わーきゃー言いながらの田植え。

普通のコシヒカリではなく、赤米を植えます。

 

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「おーい、そんなんじゃ苗が倒れるぞぉ〜」

「せんせーい、帽子じゃまやぁ〜、どうしたらええ?」

「そんなん今言うても困るわ。

 泥だらけの手ぇやけど、あっちに放れるか〜?」

 

面白いのは、

毎年行われているらしいこの5年生田植え、

たいていは慣れてくると自然にスピードが上がってくるようなのですが、

今回の子どもたちは逆に集中力が落ちてのろのろペースに(笑)。

 

この田植えをとりしきる

炭焼き職人のくわ原さんも苦笑しながら

「こんなおもろい学年、やってて初めてやわ〜」とのこと。

その表情がなんとも嬉しく楽しそう。

 

現代の子どもたちの

細くて長い足、重心の高さも災いして

思いっきり正面から、そして後面から田んぼに突っ込む子たちも(笑)!

 

そうやろうなー。

そんな長い足やったらもてあますよな〜。

仕方ないわなぁ〜笑。

 

今回は小学生が行う田植えだったので、

私自身は田植えの練習になるほどは経験できなかったけれど

来させてもらってよかったなぁ、としみじみ感じました。

 

学校の授業の一環としてやらされている子どもたちは

なんでこんなんしなあかんの〜?と思うこともあるかもしれないけれど

大人も子どもも泥にまみれて大笑いして

大きくなって実っていくのを楽しみに見守るというのは

とってもいいなぁ、と思いました。

 

さぁてようやくゴールです。

おつかれさま〜!

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田植えの後は

恒例の田んぼの看板作り。

ペンキで自分の似顔絵と思い思いの絵を描く。

それもまた素敵でした。

 みんなで記念撮影。

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先生たちは

「もぉー!時間がないで〜。早くしいやぁ〜!!」を

連呼していましたが

その気持ちもわかる。笑

本当にお疲れさまでした!

 

・・・と

ここで終わってしまっては

手植え練習にはならない!

 

というわけで、もう一つ

今度は、地元の大宮南小学校5年生の田植え体験にお邪魔することにしました。

 

これはお世話になっている拓司さんが主催しているもので

「今年の5年生はいつもの人数の半分やから

 人手が足らんのや。一緒に入って田植えしてくれるか〜」という

ありがたいお言葉をもらったので

5年生に混じってのがっつりマジ参加。

 

ご挨拶のあと

拓司さんが植え方を説明。ふむふむ。

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ものすごい晴天です。

きもちい〜!

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地元のおじさんたちも応援に入ります。

一番手前のベテランおじさん(通称のぶさん)は、

めっちゃ上手。

何が違うって、植えられた苗がすごく居心地よさそうに

並んでいるのです。

こんなに違うものか〜とほれぼれ見てしまいました。

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そしてこちらの5年生は

みんなとても上手で、ものすごい集中力とスピードでした。

一緒に参加している私がフォローされるほど(笑)。

おもしろいもんやなぁ。

 

予定していたよりもずっと早く終わったので

拓司さんが特別に田植え機を使っての田植えの実演を。

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苗箱から苗を数本ずつ掻き取って

瞬時に美しく植えていく機械。

私もまじまじと見るのは初めてで、素直に感動しました。

ほっほう〜

こうして植えられてたんだ!

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これを開発したのは日本のメーカー。

はぁ〜すごいなぁ。

当時、どれほど画期的なことだっただろう!

 

そして、

機械で植えた部分の美しさといったら、もう!

どんなに手植えに味があると言っても

それを凌駕する美しさ。

これも日本人の持つ美を追求する思いから生まれたものなのかなぁ。。

 

 

というわけで

無事に手植えの練習を終え、

拓司さんが5年生に指導する様子もしっかり見せていただいたおかげで、

自分の田んぼをみんなで手植えするイメージが少し形になってきました。

 

さぁ、あとは〜!