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田植え☆その後の物語

たくさんの人たちがやってきてくれて

怒涛のような、嵐のような、祭りのような2日間。

 

みんなが帰ってしまったあとは

嵐が去ったあとのような静かさとさびしさ。

 

しかし、もう一泊していってくださった東京の先輩がいてくれたので

ひとりきりではなく、二人で寂しがることができました(笑)。

 

翌日は、

先輩と一緒に近所の神社へ。

大好きな奥大野の若宮神社さんです。

 

苔むした木々たちが迎えてくれて気持ちが自然としゃんとします。

無事に田植えが終わりました、のご報告。

ありがとうございました。

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境内で一番大きなシイノキ。

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丹後鉄道に乗って長い帰路につく先輩を見送りました。

遠くから、本当にありがとうございました〜!

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ひといきついたあと

田んぼに戻って、田植えのあとかたづけをしました。

 

水路にどんぶらこ〜と浮かせていた

育苗ポットたちを洗いました。

 

ピカピカのポットを買って初めて土入れして

ひとつひとつ種まきして、

苗床に並べて・・・

芽が出てきたときの感動・・・

ケロ子たちとともに大きく育っていく苗たち・・

いろいろ思い出して

このポットひとつひとつがとても愛おしい気持ちになりました。

 

ケロ子がすっかり馴染んでいたポットたちに

お疲れさん、と言っているようでした。

次に活躍してもらう1年後まで、綺麗にして待っててもらおう。

また来年、よろしくね。

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水路の水はとても冷たくて

すっかり高揚していた気持ちを冷やしてくれるようでした。

流れていく水の音は

いろんな思いがごっちゃになっている心の中を

じゃぶじゃぶと流れていくみたいでした。

そうしてポットを洗っていると

なんだかよくわからないけれど、泣けてきました。

 

みんなが来てくれて嬉しかった気持ち、

無事に終わってホッとした気持ち、

本当に米作りの一歩が踏み出せた喜び、

いろんな思いがどっと湧き上がってきて

この感情はなんだろうか・・・自分でもよくわかりません。

 

そうやって

半べそかきながらじゃぶじゃぶ洗っていると

拓司さんが「お疲れさん」とやってきました。

 

春の田おこしから苗作り、昨日の田植えまで

ずっと見守ってくださっていた拓司さん。

この場所でずーっと米作りをしてきた拓司さんにとって

私のこんな米作りは、どんなふうに映っているんだろう。

 

みんなでわいわいやった田植えの会、

応援してくれて手伝ってくれていたけれど、

本当はどんな気持ちだったんだろう。

 

遊び半分でやられても困るなぁとか

本当は大変なことがもっとたくさんあるんだぞ、とか

言いたくても言えないいろんな感情があったかもしれないな、とふと思いました。

 

そして、

これまでのお礼とともに率直に聞いてみました。

どうでしたか?

こんなふうにしかできなかったけれど

たくさんお手伝いしていただいたけれど

拓司さんからみて私のこんな米作り第一歩は、どう映っているのでしょうか、と。

 

 

そしたら拓司さんは、

「正直言ってな・・・」

 

「羨ましかったんや・・・」

と言われたのでした。

 

 

自分も、

サラリーマンを辞めて親の米作りを継ごうと決めたとき

本当は、こんなふうに楽しみながら

やってみたいという人たちと一緒にわいわいとできる場があればと

ずっと思っていたんだ、と。

 

だけど

当時は無農薬どころか減農薬にチャレンジするだけでも周囲の目は冷たく

それに負けじと奮闘する日々のなかで

気づいたら、こんなふうに楽しみながら

本当に自分がしたい農業をすることを忘れかけていたんだ、と。

 

二日間来て手伝ってくれたあなたの友だちは

本当に楽しそうに見えた。

それを見ているととても嬉しくなって

そして、羨ましくなったんだ。

と。

 

 

 

それを聞いて、またしても泣きべそをかく私。。。

 

 

私にとって大事な人たちが、楽しそうにしている様子を

そんなふうに見ていてくれたのか、

そんな思いでいてくださったのかと思うと

とても切なく、ありがたく。。。。

 

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そんな拓司さんにいただいたグミ。

酸っぱさが沁みました。

この味、忘れないだろうなぁ。

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☆追伸

 

今回手伝ってくれた友たちから

素敵なプレゼントをいただきました!

農女には必須の帽子たち。

 

ひとつは、

友だちの実家にあったというまさに農家の女性用の帽子。

もうひとつは、

山登りにでも使えそうなおしゃれな帽子。

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なんと、

フチにみんなからの寄せ書きが・・・!

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ありがとう!

大事に使います!!