田畑2年目☆の春
2016年。
とても久しぶりのブログです。
丹後は新緑の春。
お借りしている田畑での米と野菜づくりも
2年目を迎えました。
今年も、有機栽培の種もみを購入して
3月の終わりに塩水選という選別作業をし、
田んぼに苗代をつくって
苗を育てています。
今年は5月に入ってからもなかなか気温が上がらなかったのですが
最近になってようやく水温が上がるお天気が続き
苗も青々と大きくなってきました。
そして畑は、
去年1年間、イネ科とマメ科の4種類の緑肥をまいて
土作りをしてきた畑を使うことにしました。
まずは冬越しに蒔いて
しっかり育ってきた緑肥を手で刈って敷いていきます。
もくもくと単純な作業ではありますが
久しぶりに汗をかき、体のスイッチが入る気持ちのいい作業です。
夏の緑肥を同じく刈って敷いた後の土の様子や
そこに住む生き物や雑草を観察しながら
1年前に田んぼだった土とは全く違っていることを感じます。
果たしてこれから育てる野菜にとって
育ちやすい土になっているのかどうかはまだまだ自信がありませんが。
午後から強い雨予報の今日は
午前中、大急ぎでトマトの苗を植えました。
今年も残念ながら苗作りはできなかったので
購入したりいただいたりした苗たちです。
お世話になっている拓司さんのハウスに
去年のこぼれ種で育ったトマトもいただいて移植しました。
一面に刈り敷いた緑肥のなかのトマト。
今年はミニトマト、イタリアントマト、中玉トマトの3種類を
育てます。
苗を買うにあたり町中のホームセンターや苗屋さんを尋ねましたが
やっぱりしっかりした苗を売っているのは苗屋さん。
値段はむしろ安かったりするのですが、
苗の元気さと根の回り方が全然違いました。
底を巻くほどではありませんが
わりとしっかり根が回っていて
白くて元気な根っこです。
果たして、この土のなかで根を張っていけるでしょうか。
土づくりに関して
機械が無いなりに、不耕起なりに
もっとこうたいああしたいという思いはあれど実行できず
野菜たちにとってはきっと過酷な環境に違いありません。
せめて丁寧に観察して
彼らの状況に応じてできることをしていきたいと思います。
それにしても畑は気持ちがいいです!
あっという間に時間が過ぎてお腹がすき、
毎日のご飯がとってもおいしいです。