伊根へ☆休みの一日
田植えを終えて休みの一日、
家から車で45分ほどのところにある
海を眺められる斜面の畑に
約10年前から農園をされているご夫婦を訪問。
農園内に手づくりされたピザ窯で焼いたピザをいただき
野菜や果樹、山菜や花など多種類の栽培をされている
農園を見せていただきました。
奥さんが作ってくださったピザ生地に
買って行った野菜やへしこ、ベーコンなどをトッピング。
1時間以上前から薪で火をおこし温めていたピザ窯に
5〜6分入れて焼き上がりました。
ふっくらした生地は外がカリッとして中はもっちり。
とってもおいしかったです。
残念ながら農園の写真を撮り忘れてしまったのですが
バラエティに富んだ農園の見学は
私の発想には全くない要素がたくさんあって刺激を受けました。
「1年中、何かしら収穫して食べれるようにする。」
「自分が食べたいものをつくる」
というポリシーのもと、所狭しと様々な野菜や果物、椎茸の原木まで。
定年退職後に土地を買い
耕作放棄地となり荒れ果てていた土地を開墾して畑にしてきたご夫婦。
作って売って稼いでいく畑というよりは
どちらかというと自給自足的な農園ですが
ここまでいろいろなものができるものかというくらい種類があり
畑は、本当にその人が思い描いた通りに作れるものだと思いました。
今の私の畑を思い浮かべると
少し整然とし過ぎていて
もう少し遊びごころがあってもいいかもしれないなぁ。
こちらのご夫婦のように型にこだわらず自由な発想で畑作りができたら
もっとおもしろくなるだろうなと思いました。
その後、昔千枚田があったという新井(にい)の棚田へ。
ほとんどが耕作放棄地になってしまっていたものを
数年前から地元の方々が1年に5枚ずつ荒れた田んぼをおこし直し
千枚田を復活させるべく取り組まれているそうです。
眼前に海が広がる
素晴らしい棚田の景色。
かつてこの地に暮らす人々が
この景色を眺めながら田畑で疲れた体を休めていたかと思うと
不思議な感覚になりました。