除草1回目☆つみれ汁

田植えから1週間後の日曜日、

予定通り1回目の田んぼの除草をしました。

 

今年は、

特に水位が低い部分の雑草がものすごい勢いで生えていました。

 

水田の雑草の代表格はコナギ。

写真は一つの根っこから放射状に葉が伸びて

本葉が水面上に表れているコナギです。

こうなると、すでに土の中にかなり根をはっているので

手で根こそぎ抜いてやらないと後々大変なことになります。

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1条ずつ、除草機を使って土を掻き、根ごと雑草を浮かしていくのですが、

今年は田植えのお手伝いをしてくださった方々に除草機を見てもらい

「この除草機が通れるように等間隔で植えてください!」とお願いしたので

すべての条間をしっかり除草機で通ることができました。

去年はそれがしづらく少し大変だったので、

今年はなんて素晴らしいんだ〜!と感謝しながら除草しました。

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除草機を片手で押して歩きつつ

見つけた雑草をもう片方の手で抜き取って畦に投げる作業をしていると

田靴を履いているズボンも手もシャツも泥だらけ。

 

そのため、うわちゃ〜と生えてしまった雑草の群れや

泥がついた雑草を畦に投げまくって

畦に咲いていた花菖蒲まで泥まみれになった様子など

イムリーな写真が一枚も撮れませんでした。。。ざんねん。

 

それでも、1日半かかって全ての条間に除草機を通すことができ

なんとかやれやれ1回目の除草は予定通り完了しました。

2回目は、田植え後2週間〜20日。

次の日曜日頃に行う予定です。

 

今回、昨年よりもたくさんのコナギが生えてしまった原因として、

田植え後の水位を去年より低くしていたため

特に水が浅い部分の水温がかなり高くなっていたこと、

除草を兼ねた植え代かき時にしっかり水を張る時間を取らず

水位が不十分な状態でトラクターで耕運したため

除草がしっかり行えていなかったこと、

などが考えられました。

 

そうなったのはそもそも、

2年目の気のゆるみのようなものがあったからかもしれないと思います。

 

去年は、米作り初挑戦で何もかもがドキドキ。

ひとつひとつの作業を念入りに確認しながら行っていましたが

今年は「たぶん大丈夫」「確か去年もこうやったはず」と

不確かな認識のまま作業を進めてしまいました。

 

その結果が、こうしてすぐに表れて返って来る。

 

作物を育てることは、本当にそのときのそのままの自分が表れるんだな、

だから同じ野菜を同じ方法で作っても

人が違うと違った味がするのかな。

とても奥深いし、おもしろいことだなぁと思いました。

もしかしたら、

人間の営みのあらゆることに言えることなのかもしれません。

 

 

そんなことを考えつつ、へとへとになって家に帰ると

相棒がとーーっても新鮮な真鰯と鯖を買ってきてくれました。

目も皮もキラッキラ。

 

さぁーて、じゃあ晩ご飯は何にしようかしら?と考えて

真鰯は3枚におろして生姜とネギと一緒に叩き、

アラをだしにしてつみれ汁に。

鯖は内臓をとって塩をし、焼き塩鯖にすることにしました。

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つみれ汁なんておそらく人生初挑戦ですが

今はネットでレシピが検索できるので本当に助かります。

 

畑でとれたスナップえんどうを塩茹でし、

自然耕房あおきさんからいただいた新玉ねぎと一緒に。

 

明日も一日がんばるぞと力が湧くような

とてもおいしい晩ご飯でした。

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