晩餐☆with 唯ちゃん
卒塾後、
少しあちこち行っておりまして
約2週間ぶりに土佐に戻ってきました。
信州ではさくらもまだ咲いていなかったのに
土佐はすっかり葉桜。
夜になるとカエルの鳴き声がにぎやかです。
あぁ、この季節がやってきたんだなぁと懐かしく思います。
これから、暑さとともにどんどんカエルくんたちの声は大きく
たくさんになってきて、
梅雨に入ると、屋根をたたきつけんばかりの雨。
さめうらダムに近い、この地域ならではの降雨が続きます。
カエルくんたちは嬉しいのか
あちこち飛び回って田んぼから出てくるので
うっかり車でひきそう(いや、実際ひきました)になるのです。
↓ ちゃんとオレたちを見て運転してくれよな〜
さて
新しい移住地、京丹後に引っ越すまでの1週間。
荷物の片づけをしながら
土佐で会っておきたい人たちとじっくり語りたい!と
なんだかんだ予定が埋まっていきます。
昨日と今日は、土佐塾でお世話になってきた
女子たちを狭い我が家に呼びつけて晩ご飯。
昨日はスタッフの唯ちゃん。
彼女は私より年下ですが
しっかり者で、懐が深く、カッコいい女の子。
土佐塾に来る前は、漁業関係の仕事をしていたので
海の男相手に威勢良く切り盛りしていたらしい。
その一方で、編み物がめちゃくちゃ上手。
自己流ですが、
本など見ないですす〜と帽子などを編んでしまう。
というわけで、
この冬、農作業が一段落して夜が長くなったおりに、
私は唯ちゃんから編み物を教えてもらっておりました。
編み物なんて、何年ぶりだー!!??
もともと手先が超不器用なので
そんなに好きでもなかったのですが、
おもしろいもので、
「久しぶりに編みたいぞ!!」という強い思いが沸き起こってきまして。
とりあえず、家にあった毛糸でできるものを
と始めてみました。
↓ 毛糸のパンツじゃないのよ♪
そしたらこれがもう、
おもしろくて、楽しくて。
肩が凝るほど延々やっていてもあきないのです。
お正月、実家に帰ったときにテレビを見ながら編んでいたら
母が不思議そうに
「へぇ〜、あなたが編み物ねぇ〜。」と(笑)
ぞうきんを縫うのでさえ、まっすぐに縫えなかった私が、、
ということらしいです。
人っておもしろいですね。
年をとるって、おもしろいです。
さて!
そんな唯ちゃんに、晩ご飯は何をしようかと考えて
先日、信州に行ったときに教えてもらった
ピザに挑戦することにしました。
ピザ生地を作って焼く、というのはやったことがなかったのですが
意外と手軽にできることを知ったので
強力粉とドライイーストを買ってきて生地づくり。
トマトソースもつくってみました。
誰かに食べてもらうご飯を作るの、
久しぶりだ〜。
一緒に食べるとなお幸せ。なお美味しい。
農業ばんばん、日が昇ってから日が暮れるまで。。
そんな生活を1年やってきました。
それによって得られること学ぶことはたくさんありましたが
こうしてご飯を作ってちゃんと味わって、、
という余裕がもう少し作れないものかと感じた1年でもありました。
そのバランスを、
これからの生活でどう作っていくか、
自分の心に聞きながら
やっていきたいと思います。